日本の人口推移については、少しウィキの情報を見ましょう。
・・・日本の人口統計は、総務省統計局がまとめる国勢調査(国調)
または各都道府県による人口統計値を表したもの。
世界のどの国も経験したことのない速度で人口の少子化・高齢化が進行している。
日本の総人口は2020年1月1日時点で124,271,318人である。
日本の人口は江戸時代には2600万人程度だったとされる。
これは間引き(子殺し)を行う風習があったためである。
関東地方と東北地方では百姓の貧困が原因で「間引き」が特に盛んに行われ、
都市では職人や商人の風俗退廃による不義密通の横行が主な原因で行われた。
また小禄の武士階級でも行われた。
日本の人口は、開国後に急増を始める。
1872年(明治5年)の段階では3480万人だった日本の人口は
1912年(明治45年)に5000万人を突破し、1936年(昭和11年)には
6925万人に達していた。これは間引きが罰せられるようになったことで
大家族の家庭が多くなったのに加え、
明治以降の保健・医療など公衆衛生水準の向上、
農業生産力の増大、工業化による経済発展に伴う国民の所得水準の向上と
生活の安定などの要因により発生した人口爆発だった。
また明治以降の居住の自由化により、特に都市人口の増大が急激だった。
第一次世界大戦後の不況で失業者数が増加した昭和初期には
人口過剰が重大な社会問題となった。
その解決のため政府は日本国外(特にブラジル)への
移民奨励キャンペーンを行ったが、人口抑制効果は限定的だった。
第二次世界大戦の社会的経済的混乱を経て、1
947年から1949年に第一次ベビーブームが発生。
また外地からの引き揚げも加わって人口増加率は年率2%を超えた。
1948年(昭和23年)に人口8000万人だったのが、
1956年(昭和31年)には9000万人、1967年(昭和42年)に1億人を超えた。
当時において日本は中国、インド、アメリカ、ソ連、インドネシア、パキスタンに
次ぐ第7位の人口を有する国となった。
100年の間に総人口が3倍に増えた計算となる。
1971年から1974年の間、
第一次ベビーブーム世代の結婚・出産に伴う第二次ベビーブームが発生。
認められたことなどもあって、出生率は全体的には低下傾向にあり、
そのため2008年の1億2808万人をピークとして人口減少傾向に入り、
近年では少子高齢化が社会問題化している。
出生率減少傾向が進み、1987年(昭和62年)には
一年間の出生数が丙午のため出産抑制が生じた
1966年(昭和41年)の出生数約138万人を初めて割り込み、
出生数は約135万人であった。1989年(昭和64年・平成元年)の人口動態統計では
合計特殊出生率が1.57となり、1966年(昭和41年)の1.58をも下回ったため
「1.57ショック」として社会的関心を集めた。
同年、民間調査機関の未来予測研究所は
『出生数異常低下の影響と対策』と題する研究報告で2000年(平成12年)の
出生数が110万人台に半減すると予想し日本経済が破局的事態に陥ると警告した。
一方、厚生省(現・厚生労働省)の将来人口推計は出生率が回復するという予測を出し続けた。1992年度(平成4年度)の国民生活白書で
「少子化」という言葉が使われ、一般に広まった。
さらに、1995年(平成7年)に生産年齢人口(15-64歳)が最高値(8,717万人)、
1998年(平成10年)に労働力人口が最高値(6,793万人)を迎え、
1999年(平成11年)以降、減少過程に入った。
その後も出生率の減少傾向は続き、2005年(平成17年)には、
出生数が約106万人、合計特殊出生率は
1.26と1947年(昭和22年)以降の統計史上過去最低となり、
総人口の減少も始まった。2005年(平成17年)には同年の労働力人口は6,650万人、
ピークは1998年(平成10年)の6,793万人であったが、
少子化が続いた場合、2030年には06年と比較して
1,070万人の労働力が減少すると予想される。・・・