藤樹の宿にも経営者の来会がありますので、最大の投資は、
自分の体と健康維持にあることを強調してきました。
病気にならない生き方こそ、最大の投資なのです。
病気になれば、それまで築いたものはあっという間に消え去るのです。
とくに中小企業経営では病気は経営に多大な影響を与えます。
江戸時代の水野南北(江戸時代中期の頃の観相学の大家)は、
「食は運命を左右する」など多くの書を表わしました。
ウィキによれば次のように解説されています。
・・・水野南北は、大坂阿波座(大阪市西区)に生まれたが、幼くして両親を亡くし鍛冶屋をしていた叔父「弥助」夫婦に育てられる。子供の頃(10歳)より盗み酒を覚え、酒代に窮して叔父の稼ぎ集めた虎の子を持ち逃げし、天満(大阪市北区)で酒と博打と喧嘩に明け暮れ家業の鍛冶職鍵錠前造りから「鍵屋熊太」と呼ばれる無頼の徒となった。刃傷沙汰を繰り返し、18歳頃、酒代欲しさに悪事をはたらき、天満の牢屋に入れられる。牢内で人相と人の運命に相関関係があることに気づき観相に関心を持つようになる。出牢後、人相見から顔に死相が出ていると言われ、運命転換のため、慈雲山瑞竜寺(鉄眼寺)に出家を願い出たところ、「1年間、麦と大豆だけの食事が続けられたら弟子にする」といわれ、堂島川で川仲仕をしながら言われた通り麦と大豆だけの食事を続けたところ、顔から死相が消えたばかりでなく、運勢が改善してしまった。こうした体験から観相学に興味を持ち、髪結い床の見習い3年、湯屋の三助業3年、火葬場の隠亡焼き3年と徹底した観相の研究を実施して観相学の蘊奥を究め南北相法を完成し、節食が運勢を改善することを唱えた。・・・
人間の運命は食にあるのです。
ですから経営者でメタボは、自己管理できない者、
ビジネスの世界では通用しないというレッテルを貼られるのです。
そして不健康は人生のコストパォーマンスをかなり下げてしまうのです。
半沢直樹のようなやる気に満ちた毎日を送り、
ビジネスを成功に導くためには
食習慣を根本的に食い改めて悪しき食習慣を追放しましょう。
半沢直樹を見ていたら妻の花が作る料理は実に健全な日本食です。
栄養バランスがきちんととれているものであり、
あの食事あっての情熱男、半沢直樹ありです。
ゆえに何をどのように食べるのか、そのことは
人生のコストパォーマンスをレベルアップする
力を得る食事にしなければならないのです。
まさに食は運命を左右するのです。
高島市に来て、商工会の役員会にいきますと大半の方がこのように言います。
「毎日、必死になって働いているのだから
せめて食事くらいは美味しいものをたらふく食べたいものだ」とか
「どうせ短い一生なのだから好きなものをすきなだけ食べて面白く楽しくいきたいよ」とか
「美味しいものをたくさん食べて、好きなお酒を飲んで、たまったステレスを発散したいのだよ」
というのが大半です。
しかし、これは一見、中小企業経営者として分からないくもないのですが、
これで毎日、いきつけの小料理屋さんとか居酒屋などで飲んでばかりいとどうなるかです。
当然、お酒を飲むのは偏った食生活になります。
そして待っているのはまさに(食)生活習慣病なのです。
つまり死か病気かどちらかですから、
経営、ビジネスのそして人生のコストパォーマンスは最悪の状態に突入していきます。
それに気が付いたころは手遅れなのです。