朝食を取らない理由を何となくご理解いただけたと思いますが、
朝食を抜くことのメリットについては、
疲れやだるさ、肩こりやメタボ、高血圧やアレルギーの改善に効果があります。
ただ、朝食を抜くだけでは胃腸を休めるだけで、
体調不良が消えるとは言えません。
そこで、重要になってくるのが酵素です。
酵素は身体の中で、摂取した食事を分解したり、エネルギーを作り出したり、
細胞の入れ替えや修復、有害な毒素や老廃物の排泄など、様々な役割を担っています。
つまり、酵素無しでは人間は生きていく事ができません。
酵素は、体の中で作られる内部酵素の、消化酵素と代謝酵素があります。
消化酵素は食べた食物を腸で吸収できるサイズにまで分解する役割を担っており、
骨や筋肉の修復、免疫やホルモン、神経などの働きやバランスを整えています。
この二つの酵素は体内酵素とよばれ、1日に作られる量が決まっているので
上手に使う必要があります。
また、外部から取り入れる事が出来る外部酵素があり、
生野菜やフルーツに多く含まれています。
一日に作られる体内酵素の量を代謝酵素に重点を置き作成されていくため、
健康へと繋がっていきます。
朝食を抜くと、消化酵素の使用量はゼロなので、
健康維持のために酵素を使う事が可能になります。
食事は、基本的には何を食べてもかまいませんが、食べる順番を意識しましょう。
必ず守ってほしいのは、生ものから口にすること。
サラダや酢の物など、生野菜を使ったメニューを先に食べ、
最初に酵素を取り入れて、消化と吸収をよくしておきます。
また、納豆やキムチ、ぬか漬けなどの発酵食品も酵素をふんだんに含んでいるので、
積極的に食べましょう。
食べたあとに眠気におそわれる人は要注意。食べ過ぎによる酵素不足が原因です。
肉料理や油っこい料理、炭水化物を食べ過ぎると消化酵素を大量消費するため
注意が必要です。
息をする、手足を動かすなどの日常的な動きから、
消化・吸収、代謝など人間の生命活動に大きく関わることまでが、
酵素によって行われています。
人体にとって酵素はなくてはならない栄養素です。
体内に酵素がしっかり取り込まれていると、
まずは食べ物の消化・吸収がよくなり、すっきりと排便し、代謝がアップ。
この流れが健康な体作りのベースになります。
つまり、健康を維持するには酵素は必要不可欠です。
酵素は生野菜やフルーツに多く含まれているので、
生野菜、果実などを、毎食1種類以上は食べるようにしましょう。