「粘膜免疫」を突破して体内に病原体が侵入すると、次の防御の仕組みが働きます。
これが「全身免疫」です。
では乳酸菌B240研究所の説明を紹介します。
・・・全身免疫は、二つの仕組みからなります。一つ目が、病原体の侵入後、直ちに働く「自然免疫」。白血球の一種である「好中球」「マクロファージ」が病原体を飲みこみます。一方で、全身を常にパトロールしているリンパ球の一種「NK(ナチュラルキラー)細胞」は、外敵が侵入すると即座に攻撃し、病原体に感染した細胞をも直接破壊します。この「自然免疫」に続いて、二つ目の「獲得免疫」が働きだします。外敵が侵入したとことの知らせを「ヘルパーT細胞」が受け取ると、ヘルパーT細胞は周囲の免疫細胞に対して「増殖しろ」「分化しろ」と働きかけ、言わば司令塔の役割を果たします。その命令を受けると、「キラーT細胞」や「NK(ナチュラルキラー)細胞」は活性化し病原体を攻撃します。「好中球」は病原体の侵入場所に集まります。また、B細胞と呼ばれるリンパ球の一種は分化して病原体を無効化する「IgA」「IgG」などの抗体を産生します。こうして戦ったリンパ球の一種「B細胞」の一部は「メモリーB細胞」となり、侵入した病原体を記憶し、長期にわたって生体内で生き続けます。そして、次に同じ病原体が侵入したときにその病原体を封じ込められるよう、事前に備えています。このような「免疫学的記憶を持つ」ということが、獲得免疫の大切な働きです。感染症にかかったときに熱が出るのは、病原体の活動を抑制し、免疫細胞の働きを活発にするため。下痢をするのは、病原体の侵入によって炎症が起きたとき、悪いものをいち早く体外に出すためで、いずれの症状も免疫が機能することで起こる反応です。・・・
ここから乳酸菌B240研究所はワクチンの正当性について展開していきますので省略します。
ウイルス対策の主戦場は粘膜です。
そして免疫は鼻毛にさえその機能が備わっています。
鼻、口腔内の常在菌、無賃などの免疫物質を含む
粘液、咳、くしゃみ、下痢、発熱などすべて免疫機能が発揮して
病気から守ってくれています。
また粘膜上で細胞同士が情報交換をしてくれています。
そして粘液を出して咳を出して排出しようとしてくれるのです。
つまりウイルスや細菌の大半は粘膜を通して侵入してきますので
粘膜が一番重要なことになります。
全身の優れたシステムが総動員され、情報伝達して、
鉄壁な城をまもるようにしてくれています。
しかし、ワクチンはこうした感染経路をすべてすっ飛ばすことになります。
これはどのようなことなのかを説明します。
まず、コロナなどインフルエンザのウイルスは、
気道からの感染の場合、鼻や喉がまず、第一関門になります。
そこで免疫とウイルスは戦います。この戦いでウイルス情報を体に伝えます。
ところがワクチンは少量の病原体を体内に入れて、
免疫を獲得し、病気をかかりにくくするというものです。
しかし、免疫を獲得するのは、自然に感染して体の中で免疫機能が戦ってこそなのです。
しかし、ワクチンは
1・人工的につくられたウイルス
2・途中の経路をすべて飛ばし
3・粘膜を通さず
4・繊細な情報すら通さず
体内にワクチンをいきなり注射します。
すると中途半端な抗体ができます。
つまりこの抗体では感染予防効果はないということになります。