1・ジフテリア(つづき)
(Corynebacterium diphtheriae)
偽膜により気道閉塞を,局所で産生された菌体外毒素により心筋障害,
神経麻痺を起こすのが特徴である.主病巣の部位により,
鼻,咽頭,喉頭,皮膚ジフテリアなどがあり,咽頭ジフテリアが最も多い。
ワクチンの普及により国内の患者は1960年以降急激に減少しており,
1999年に死亡例が1例報告されて以降患者発生はないが,
ワクチン非接種者における流行がありうるので,
輸入感染症として注意する必要がある.
飛沫感染により患者および健康保菌者からヒト-ヒト感染を起こし,
潜伏期間は1~7日程度である.・・・
内科学 第10版には一切、触れられていないのが、
第二次世界大戦からドイツではジフテリア予防接種を強制していたものの
1939年9月、ドイツではジフテリア患者が15万に達していたのです。
しかし、隣国、ノルウェーでは全く行わず患者数は同年、わずか50人。
ドイツはノルウェーの3000倍の発症で、しかも副作用が著買ったと報告されています。
2・ポリオ
ポリオウイルスによって発症する感染症のこと。
日本での医学名は急性灰白髄炎。主に5歳未満の子どもがかかるため、
俗に小児麻痺とも言われる。
感染すると、発熱、頭痛、嘔吐、下痢など胃腸炎のような症状を起こすことがあり、
その後1%以下の確率で主に手足に弛緩性麻痺が起こる。
最悪の場合は呼吸不全を起こし死亡することもある。
なお、麻痺が起きた人の5〜10人に1人には、運動障害が一生の後遺症として残る。
日本では1980年を最後に野生株ポリオウイルスによる麻痺患者の発生はなくなった。
(知恵蔵mini「ポリオ」の解説)
これら2つの病気は辞典の解説ではすべてワクチン接種で撲滅とかいていますが、
事実は正反対で、アメリカではポリオワクチンで実施されていない
州の7倍に感染してワクチンこそ感染源だということが分かり、
ついにワシントンポストン誌は1988年1月にこのような記事を書きました。
「1979年以降に発生したポリオ患者はすべてポリオワクチンが原因である。
その理由は、「自然発生型(野生型)ポリオウイルス原因の患者は
一人も発見されていないからだ」というのです。
しかし、今もアメリカ政府はワクチン推進政策は続行されています。
2つとも予防接種の強制であったのですから悲劇そのものです。
では次にインフルエンザやスペイン風邪はどうだったのでしょうか。