私の生まれた三重県は松坂肉の名産地ですし、
移住した滋賀県は近江牛の名産地で、いずれも霜降り肉が売りですが、
この霜降り肉の脂肪は血管を詰まらせるもので、まさに死亡油なのです。
牛は体温が40度、人間は36.5度ですが、
血のしたたる霜降り肉がヒトの体内に入ってくると血管で凝固するのです。
つまり動脈硬化を起こし、血管を詰まらせます。
ですからヒトの体温に近い魚の方がこのような心配はないわけです。
動物の肉は体温がヒトより高く、人間の体内で固まりやすく、
魚は反対にヒトより低く、魚の油は血液をサラサラにしてくれるのです。
そして肉中心は心臓にも悪く、ガンにもなります。
アメリカでは毎年、100万人以上が心臓病とガンで死んでいます。
その要因は
1・タバコ、飲酒
2・運動不足
3・誤った食事
とくに3は、プラントベースにしなければならないと
アメリカの専門家は指摘しています。
つまり植物中心の食生活に切り替えていくことを差し示しています。
すでにアメリカのハリウッドスターやIT創業者で巨万の富を得ている経営者たちは、
まさにプラントベース食であり、ベジタリアンであり、
オーガニック中心の食なのです。
それが最先端なのです。
森下敬一郎博士が世界の長寿地域を67回も訪問しました。
特に下記の5大長寿地方を調べられたのです。
1・コーカサス地方
3・ビルカバンバ(エクアドル)
4・新疆ウイグル(中国北部)
5・巴馬(中国)
この5つの共通点は
1・穀物中心の食生活
2・肉は年1回程度でお祭りなど特別な時だけ
3・結婚歴が10回、20回と一人で住むことがない
長寿になっても一人寝はなく、抱き合うだけで愛情ホルモンで長生きなのです。
実際、高齢者の一人暮らしは、死亡率が32%アップし、認知症の発病が多くなり、
孤独感も死亡率を押し上げます。
上記5つの長寿村には一人暮らしはなく、
いつまでも恋愛自由、生きがいをもって、
明るく元気に暮らしているという実証研究です。
研究された森下敬一郎博士は、
1928年3月3日 - 2019年12月31日、医学博士で、
91歳まで森下自然医学を唱えて活躍されました。