肉など動物性たんぱく質は人体に有害なストレスホルモンであります
アドレナリン、コルチゾールが溢れ、体を毒してしまいます。
特に毒は血管に異常をもたらします。人体をめぐる血管の95%は
直径10ミクロンの毛細血管です。
地球2周半ほどの長さがあり赤血球1つがようやく通れるほどの細さですが、
これが交感神経の緊張で収縮すると赤血球は通れませんので血液の流れが止まります。
血行不良で代表が糖尿病で高血糖と血行不良が全身の臓器の毛細血管を詰まらせ、
網膜症で失明とか心筋梗塞、心臓麻痺、脳梗塞、壊疽で四肢切断、
そしてガンなどに至ります。
私の知っている同年の夫婦で夫は、生まれた家庭が肉大好き家族で育ってきましたが、
40歳の時に糖尿病を発症し、先に書いたパターンで糖尿病から最後に四肢切断に至り、
50歳で召天しました。
そして妻は農家に育ったので和食中心で、たくさん野菜を食べて育ったのです。
ゆえに今も元気に働いておられます。
このご夫妻のように明らかに和食は肉食に比べて、病気のリスクは各段に低いのです。
そして心の病気もまた低いのです。
肉食は何度も書いてきましたように代謝する過程で体液を酸性化していきます。
体液の酸化(アシドーシス)は体に重大なストレスを生じさせ、
悪化すれば命を失いますが、さらに交感神経の緊張が生じて、
怒りのストレスホルモンやアドレナリンが大放出されて、
不安、抑鬱、いらいら、食欲不振、呼吸困難など重大な精神障害が出てきます。
しかし、和食は植物性たんぱく質が中心なので体液はアルカリ性となり、
副交感神経が優位になり、緊張も緩和し、呼吸、血圧、脈拍が安定化し、
リラックしてきます。
怒りのストレス・ホルモンではなく、快感ホルモンが分泌され、
ゆつたり、おつとりな性格になります。
肉食中心の食生活は、高齢化時代で深刻なもんだいである認知症増加、
なかでもアルツハイマー病の増加原因になっています。
ある研究では原因のひとつに狂牛病だという説もあるのです。
コリン・キャンベル博士は「チャイナスタディ」の中で
「がん予防となり菜食は、心臓病、肥満、糖尿病、白内障、黄斑変性症、
アルツハイマー型認知症、知的機能障害、骨粗鬆症などの病気を予防する。
それは世界中の研究から証明されていることだ」
と断言しているのです。
つまりキャンベル博士はこれらの病気を「裕福病」だといい、
有害な肉中心のライフスタイルではなく、
プラントベース(菜食)が決定的な予防だと指摘しているのです。
ある実験では、野菜・果物ジュース(スムージ)を
週1回も飲まない人のアルツハイマーリスクを100とすると
週1,2回飲む人は16%減り、3回以上飲む人は、76%も激変すると言います。
また肉食中心の欧米食よりも和食が成績アップするという
長野県の小学校での実証があります。
それは学校給食を和食に切り替えた結果です。
この結果、学校給食を和食に切り替えるケースも増加しているということです。
しかも白米ではなく、発芽玄米に切り替え、玄米の力も立証されています。
アメリカの小学校でも給食に使用する砂糖、甘味料、着色料、保存料を止めて、
安全な食に切り替えただけで、生徒の成績が大きく伸びたといううのです。