そもそもガン(癌)とは何かです。
デジタル大辞泉では、このように説明されています。
・・・生体にできる悪性腫瘍(しゅよう)。癌腫と肉腫の総称。
なんらかの原因で臓器などの細胞が無制限に増殖するようになり、
周囲の組織を侵し、他へも転移して障害をもたらし、
放置すれば生命をも奪うまでに増殖する病気。
狭義には、癌腫のみをさす。キャンサー。クレーブス。カルチノーム。・・・・
世界大百科辞典
〈癌とは,多細胞生物の体の中に生じた異常な細胞が,
生体の調和を無視して無制限に増殖し,他方,近隣の組織に浸潤したり
他臓器に転移し,臓器不全やさまざまな病的状態をひき起こし,
多くの場合生体が死に至る病気〉である。
癌は多細胞生物の病気であって,細菌やアメーバなど単細胞生物には癌はない。
多細胞生物では,1個の生殖細胞が分裂増殖し,さまざまな器官に分化し,
全体として調和のとれた個体として活動している。
つまりガンの特色は
1・うつる病気ではない
遺伝子が傷つくことによって起こる病気です。
一部のがんにはウイルスなどの感染が関係している場合がありますが、
がんという病気そのものが人から人にうつることはありません。
2・60兆の細胞に増殖する腫瘍から始まる
がんのことを「悪性腫瘍」ともいいます。腫瘍とは、
体の中にできた細胞のかたまりのことです。
正常な細胞は、体や周囲の状態に応じて、増えたり、増えることをやめたりします。
しかし、何らかの原因でできた異常な細胞が、
体の中に細胞のかたまりを作ることがあります。
これが腫瘍です。
悪性腫瘍とは、このような腫瘍のうち、無秩序に増殖しながら
周囲にしみ出るように広がったり(浸潤)、
体のあちこちに飛び火して新しいかたまりを作ったり
(転移)するもののことをいいます。
一方、浸潤や転移をせず、周りの組織を
押しのけるようにしてゆっくりと増える腫瘍を良性腫瘍といいます。
ガンを食事で治した名医、ゲルソン博士はこういいます。
50年前肺ガンもまったに見なかった。実にこれらはまれであったのだ」
(1958年発行だが、日本では「ガン食事療法全書」として単行本で今でもアマゾンで買えます (1989/8/1マックス・ゲルソン今村 光一訳)
また博士はこの書で
「これからほんとう意味での主婦が必要な時代となった。
本当の主婦とは、家族全員のために家族の健康増進と維持のために
喜んで尽くそうとするのが主婦のやくめなのである」と。
つまり食の乱れ、そして食物汚染がガンの元凶だ50年前に語っていたのです。
そしてこういいます。
「今後の世代のために、そして未来のためにわれわれは
農業と食品保存のやり方を根本的に変えなければならない」と。
その通りです。
今日の日本はすべて真逆ではないでしょうか。
主婦は仕事のために料理の手を省き、スーパーの毒付け中食を食卓に平然と出し、
農業は農薬漬け、食品は世界一の添加物王国と化しているからです。