日本の断食施設の多くは、酵素ジュース断食が主流です。
しかし、この断食方法は酵素ジュースそのものが、実に怪しく、
酵素ジュースをファスティングの手段に使用するのは大きな問題があります。
どれだけ健全で安全で安心できるか、その差は月とスッポンです。
最近は禅寺で断食道場を開くところが出てきましたが、
仏教にはまったく欠如しているのは、
キリスト教の神髄である聖書の断食思想、聖書の伝えるファスティング思想です。
仏教やヒンズー教(=ヨガ)には、
下記のような断食の神髄を伝える真理がまったく存在せず、
自己目的と自己修行でしかありません。
東洋の断食思想は自己修行しかなく、それ以外は存在していません。
そして最終的に神々(八百万の神)に至る下から上に行く思想です。
つまり自己あるのみです。
しかし、聖書の正しい断食は、神を待ち望み、啓示を受ける、神を体験し、
神が自分の中に突入するのを待つものなのです。
そのことをキリスト教2000年の歴史、ならびに
真の断食とは何かをあますことなく語っています。
これにまさる断食思想は聖書をおいてほかには、
この世界に存続していないのです。
58:6 わたしの選ぶ断食とはこれではないか。悪による束縛を断ち、
軛の結び目をほどいて/虐げられた人を解放し、軛をことごとく折ること。
58:7 更に、飢えた人にあなたのパンを裂き与え/
さまよう貧しい人を家に招き入れ/裸の人に会えば衣を着せかけ/
同胞に助けを惜しまないこと。
58:8 そうすれば、あなたの光は曙のように射し出で/
あなたの傷は速やかにいやされる。あなたの正義があなたを先導し/
主の栄光があなたのしんがりを守る。
この真理を正しく伝えていくのが、キリスト教会です。
その修道院で2000年間、培われてきたのは、聖書の断食であり、そしてハーブです。
その蓄積は、西洋医学や多くの科学、思想、学問の礎となっています。
それをこれから紐解いていくのは、クリスチャンの責務なのです。
そしてイエスを主と仰ぐクリスチャンでなければ、
ファスティングやハーブの深い真理を述べ伝えることは不可能です。
日本ではヨガ信奉者や自然宗教の方が、
修道院の治癒方法やハーブセラピーなどを書いたり、
ハーブのお店などを出している方が存在していますが、
これはすべて偽りなのです。
なぜなら聖書を熟読し、聖書の神、
そして三位一体の神を信じない方が
どうして聖書の中核である断食やハーブを知ることができるでしょうか。
そして下記の聖書の言葉のような究極の断食思想である
「花嫁断食」(ファスティング・ブライド)に到達しなければ、
真の断食は何も分からないのです。
マタイによる福音書
9:14 そのころ、ヨハネの弟子たちがイエスのところに来て、
「わたしたちとファリサイ派の人々はよく断食しているのに、
なぜ、あなたの弟子たちは断食しないのですか」と言った。
9:15 イエスは言われた。
「花婿が一緒にいる間、婚礼の客は悲しむことができるだろうか。
しかし、花婿が奪い取られる時が来る。
そのとき、彼らは断食することになる。
9:16 だれも、織りたての布から布切れを取って、
古い服に継ぎを当てたりはしない。
新しい布切れが服を引き裂き、破れはいっそうひどくなるからだ。
9:17 新しいぶどう酒を古い革袋に入れる者はいない。
そんなことをすれば、革袋は破れ、ぶどう酒は流れ出て、革袋もだめになる。
新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。
そうすれば、両方とも長もちする。」