近代栄養学でいう炭水化物、たんぱく質、脂肪、ビタミン、ミネラル、
食物繊維、ファイトケミカルなどの栄養素はすべて酵素の力なくしては
体の中で働かないのです。
これを一戸建ての家にたとえますと、
家は長く住めば老朽化しますので壁を直すとか床を張り替える、
屋根瓦を変えるなどしなければなりませんが、
いくら材料はあっても腕のいい職人さんがいないと改装はできません。
そして私たちは大量の酵素を毎日、生きていく中で使用しています。
・食べ物を消化する酵素
・免疫力としてイザ病気の時に活躍してくれる酵素
・体を動かし、ものごとを考えたりする酵素
などなど気が遠くなる酵素を使用しています。
しかし
酵素の生産は加齢とともに生産能力は落ちていきます。
40歳、50歳になっても若いときと同じ食生活だと胃もたれ、
お腹の調子が悪くなるのは、内臓の老化であり、
消化酵素の生産能力が落ちていることが原因です。
私たちの体の中にある
・消化酵素
どちらも加齢とともに量が減っていくのです。
生まれたばかりの赤ちゃんは、高齢者の数百倍の酵素があるのです。
ハウエル博士は、「酵素の量は人それぞれに一生の生産量が決まっている」
といいます。ハウエル博士はこれを預金通帳にたとえました。
であるがゆえに貯金をどんどん使い続けると早く破産(死亡)するので、
限りなく酵素をうまくやりくりするかいなかで、
その人の寿命を左右するのだ、といいます。
つまり元本の「潜在酵素」をなるべく温存し、
せっせと「食物酵素」を毎日、食事から補給して、増やしていけば、
早々に破産(死亡)はないということなのです。
酵素は限りがあるので上手くやりくりできれば、寿命は延びるのです。
もちろん酵素生産能力は個人差はありますが、酵素をしっかり摂取する食事、
酵素を無駄遣いしない生き方(生活)を続ければ、潜在酵素を温存し、
酵素貯金を食い潰してしまうことはないということになります。
では
潜在酵素を温存し、貯金する生活とは
1・酵素がたくさん存在する食物を多くとること
果物、生野菜、発酵食
2・少食にすれば潜在酵素は減りません。
3・酵素を減らす食事はしない
加熱食は酵素がありません。
熱したものオンリー、繊維の少ない食事ばかりは止めましょう。
またスナック菓子、清涼飲料水の過剰摂取、白砂糖、
質の悪い油は酵素を無駄遣いします。
3・規則正しい生活
4・上手なストレス解消
過剰なストレスや食後すぐの睡眠、昼夜逆転生活は酵素の消耗となります。