40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

少食の現代医学の評価とは 01 少食はガンにならない 

藤樹の宿が甲田医師の少食関連の何冊かの本を通して、

さらに少食を徹底することにしました。

そして「超」をつけて「超少食ファスティング」を実施することにしました。

甲田医師の代表作「少食が健康の原点」(たま出版・初版1991.8.10)から

引用していますが、この時点でこのような動物実験が紹介しています。

厳しい少食で飼育されたラット、マウスが、腹いっぱい食べるよりも、

はるかに長命で病気にもかからなかったという実験結果です。

とくに満腹の60%くらいに減らすと満腹で食べたネズミよりもかなり長生きしたのです。

また、カルフォルニア大学での実験結果では、同様の成果が厚という報告もあります。

この実験では生まれてからすぐの場合も成長してから

厳しい食事制限をしてもいずれも延命効果は同じだったのです。

また老化の実験もこの2つで行われ、免疫効果から調べたそうです。

すると免疫効果はずっと保たれていたようです。

現在、日本ではガンで死亡する人は

年間、厚生労働省人口動態統計で110万8334人です。

このうち、33万6468人(男性:20万2743人、女性:13万3725人)

ですから、日本人の3人に1人ががんで死亡しているわけです。

この理由を甲田医師は、「免疫機能の低下」という指摘ですが、

私たちの体のなかでは、各種のガン細胞が想像以上に頻繁に発生しているのです。

しかし、ガン細胞が頻繁に発生しても免疫力が強い間は、

ガン細胞の成長が抑制されています。

しかし、免疫力が衰退してくると発生したガンはどんどん成長していくのです。

そのためには免疫力がいつまでも衰えないようにすることが肝要です。

そして先に述べたように少食にする

動物実験で明らかなようにガンになりにくいことは明かなのです。

この実験はアメリカだけではなく。日本の学者出も実験がなされています。

たとえば子宮では1000人の女性のうち150人は、

一生涯のうち1回はガン細胞ができています。

そしてほんとうに子宮ガンになるのは、4人ぐらいですが、

残りの146人は子宮の中にたとえあっても天寿を全うしていくのです。

男性でも75歳にれば2人に1人は、前立腺がんが発見されるのです。

つまり100人のうち50人がガン細胞ができるのです。

しかし、そのうちガンになるのは、2人だけです。

残り48人はたとえあっても天寿を全うしていくのです。

子宮がんも前立腺がんもらなかった人は

年齢ともに衰えるはずの免疫力が衰えなかったといえます。

つまりガンで死なないためには、免疫力を落とさないことです。

すると若い時と同じように機能が活発に動いてくれます。

この免疫力が食事の量と密接な関係があるのです。

つまり少食にすると活発に機能するし、年老いても衰えないのです。

したがって少食の習慣を若い頃から、身につけておくことです。

ガンの予防のためには

少食のライフスタイルを青少年の頃からつくりあげていくことが必要だと

専門家はクオリティ・ライフの形成が必要なのです。

少食は免期機能アップだけではないのです。

自己免疫疾患(注・01)に大きな効果があるのです。

 

(注・01)

異物を認識し排除するための役割を持つ免疫系が、

自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまうことで

症状を起こす、免疫寛容の破綻による疾患の総称。多発性硬化症、関節リウマチ、

全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、全身性強皮症、皮膚筋炎、

原発性胆汁性肝硬変、原発性硬化性胆管炎、潰瘍性大腸炎クローン病、乾癬、

尋常性白斑、水疱性類天疱瘡、円形脱毛症、突発性拡張型心筋症、

1型糖尿病バセドウ病、橋本病、重症筋無力症、IgA腎症、膜性腎症、悪性貧血、

などといった自己免疫疾患がある。