添加物は恐ろしいと分かりながらも政府が認可しているからと
半信半疑で食品を買う日本国民。
内閣府の食品安全委員会の調査で不安と思う人は5~6割もいるということです。
なぜそう思うのかです。
それは、これまでに安全性は問題がないと政府が発表してから急に方針が変わり、
発がん性があるなどと使用禁止になったケースが何度もあつたからです。
中でも有名なのは
1・合成甘味料・チクロ(注・01)
2・殺菌料・AF―2(注・02)
3・殺菌料・過酸化水素(注・03)
現在、認可されている添加物も動物実験でしか安全確認はされていません。
しかも動物実験といってもネズミなどで
人間に使用してもいいだろうで認可しているのです。
人間がネズミといっしょにされているとは心外ですが、
添加物は今も壮大な人間の実験と化しているのが日本の実態です。
添加物は
1・合成添加物
2・天然添加物
ですが、当然、不安をもっているのは1の合成添加物である
ことはいうまでもありません。
2013年時点で1の合成添加物は431品目ですが、2種類に分かれます。
A・自然界にまったく存在しない化学合成物資
・赤色102号、黄色4合などのタール色素
・防カビ剤のOPP、TBZ
・合成甘味料のスクラロース、アセルスファムK
これは毒性が多いものです。
B・自然界に存在する成分を真似て化学合成したもの
・アモノ酸類=乳酸、クエン酸、リンゴ酸
・ビタミン類=ビタミンA、C、E
・糖アルコール=ソルビトール
これらは毒性が低いのですが、人工的に作られた合成化学物資なので
大量摂取とか何種類も摂取すると問題です。
問題はAもBも化学合成物資に代わりはありません。
つまりプラスチックと同じということになります。
(注・01)チクロ
サイクラミン酸(シクロヘキシルスルファミン酸)のナトリウム塩,
カルシウム塩の通称。合成甘味料の一種。無色〜白色の結晶または結晶性粉末で,
水に可溶,砂糖の30〜50倍の甘味をもち,熱に安定。
日本では前者は1956年,後者は1961年食品添加物として許可され,
広く利用されてきたが,大量摂取は内臓障害や発癌のおそれがあるとされ,
1969年使用禁止。
(注・02)AF―2
豆腐に広く用いられていた
AF‐2(2‐(2‐フリル)‐3‐(5‐ニトロ‐2‐フリル)‐アクリル酸アミド)が
1974年に発癌性が実証され,使用禁止となった。
(注・03)過酸化水素
H2O2 (mw34.01).生体内では,アミノ酸オキシダーゼなどの作用により生成し,
カタラーゼ,グルタチオンペルオキシダーゼなどにより分解される.
食品の漂白剤に用いられるが,残留すると障害を起こす危険があるため,
使用の制限がある.