先日、書いた3の殺菌料、過酸化水素は、
注03でも「食品の漂白剤に用いられるが,残留すると障害を起こす危険があるため,
使用の制限がある」とありましたが、
実は数カズノコに使用されている漂白剤なのです。
そして活性酸素を発生させ、細菌の細胞を破壊させ、殺してしまう働きをします。
そして色素を破壊しますので強力な漂白作用があるのです。
その作用を活用したのがカズノコをきれいにするのですが、
これが発がん性があるので1980年に発がん性ありと動物実験で確認でき
政府から使用禁止が出ました。
しかし、困った食品業者は損害賠償請求を起こすなどの抗議で後退したり
認めたりで右往左往することになりました。
その代りに漂白を薄くなるカタラーゼという
酵素を使用して稀有することになったということですが、
渡辺さんの実験ではそうではないようで危険と指摘しています。
そして酸化防止剤も問題も指摘されています。
しかし、海外の圧力で苦肉の策として、パーム油に使用限定としましたが、
1999年に撤廃されました。
以後、油脂やバター、魚介乾製品、魚介冷凍品などに使用できるようになっています。
しかも理由が訳の分からない理由で業界の圧力はみえみえです。
最近は、安全性の高いビタミンEが使用されていますが、
ときおり煮干しなどにBHAではなく、BHTという酸化防止剤が使用されています。
この物質は肝臓がんの発病性が高いという実験結果が出ています。
また、リップスティック、化粧品に使用されています。
とくにリップスティックは唾液に溶けて体内に入りますので
BHT使用の製品は避けるべきです。
また、合成甘味料のネオテームは2007年に認可された添加物で、
アスパルテームを化学変化させてつくられたものです。
このネオテームは砂糖の7000~13000倍といわれていますが、
ラット実験では、腎臓の腫瘍が発生しています。
人工甘味料でもアセルスファムKも動物実験で胎児に障害の可能性もあります。
また他にも防カビ剤、OPP、ジフェニル、サッカリンNaも危険。
いずれも胎児への影響が心配で毒性のある化学合成物質が作用すれば、
細胞の分裂、手や足や頭などの分化に障害が受けるともいいます。
しかもこのような化学合成物質(つまりプラスチック)は、
肝臓など体内に入るのは体内に入り、消化、分解されずに吸収されますと
体内を巡回し、最後に毒性物質を処理する肝臓に大きなダメージを与えます。
それは肝臓の場合、細胞が壊れるとGPTなどの酵素が増えて
さらにダメージを与えます。
さらに腎臓にも影響を与えます。腎臓は繊細な臓器で
一度、臓器が壊れたら二度と修復できないので、
あとは一生、人工透析を受けるか、腎臓移植しか声明を維持できません。
また化学合成物質が腎臓本体を痛め、機能を低下させます。
そして何よりも免疫力(注・01)が下がることです。
そして免疫を刺激して、アレルギーを起こすします。
(注・01)免疫力
体内に侵入したウイルスや細菌などの病原体や毒素を異物(非自己)として認識し、
生体を防御するためにこれを排除しようと働く力。
「免疫力の増進・減退」「免疫力の上昇・低下」「免疫力が上がる・下がる」
「免疫力が高い・低い」などと表現し、
免疫力の低下は生体が病気にかかりやすい状態をつくりだす。