ただ合成添加物と自然界に存在する成分を真似た化学合成の添加物は
・グルコン酸
・乳酸
・L-グルタミン酸Na(注・01)
・ビタミンA、C、E
以上は毒性は少なく安心といえば、そうではありません。
大量に摂取ると悪影響が出ます。
なかでも上記の「L-グルタミン酸Na」です。
調味料(アミノ酸)、または調味料(アミノ酸等)と書かれていたら、
L-グルタミン酸Naが使用れています。
主に
・カップ麺
・インスタントラーメン
・ポテトチップス
・スナック菓子
・コンビニ弁当
・コンビニおにごり
・だしの素
・パスタソース
・スープの素
(注・01)L-グルタミン酸Naの事故
グルタミン酸ナトリウムの毒性を物語る事件としては、
1968年に中華料理を食べた人が、頭痛、歯痛、顔面の紅潮、体の痺れ、
疲労感の症状を訴えた中華料理店症候群があります。
1972年、食後に顔面が痺れるなどの訴えが、東京都の保健所へ寄せられるようになったため、都が酢昆布やラーメンなどに含まれる、
グルタミン酸ソーダの含有量を重量比3%以内に抑えるよう、業界団体へ要請した。
2002年に発表された弘前大学の大黒らの報告によると、
グルタミン酸ナトリウムを過剰摂取
(摂取食事量の10%あるいは20%のグルタミン酸ナトリウムを1~6か月投与)
させたラットのガラス体と網膜神経節細胞には、
グルタミン酸ナトリウムの蓄積がみられ、
機械的ストレスを受ける細胞の部位に見出されることが多い
グリア線維性酸性タンパク質の発現増加と、
通常の餌を与えたラットに比べて網膜ニューロン層の
厚さが著しく薄くなっていることが確認された。
大黒らは、このことがグルタミン酸ナトリウムが欧米に比べて
広く使われているアジアで緑内障が多い原因のひとつではないかと述べている。
ただし、実験は食事量の10%または20%と通常の食生活においては
異常な条件下である。
なお日本では、1972年に味付昆布にグルタミン酸ナトリウムを「増量剤」として
使用し、健康被害が起きた事故があった。
その症状は中華料理店症候群に似たものであった(頭痛、上半身感覚異常等)。
グルタミン酸ナトリウムの性質として、
味覚から過剰摂取を感知できないという問題がある。
通常、食塩や醤油などの調味料は、投入過剰状態になると「辛すぎる」状態となり、
食べることができないが、グルタミン酸ナトリウムは、
ある程度の分量を超えると、味覚の感受性が飽和状態になり
、同じような味に感じるため、食べすぎに気づきにくく、
また飲食店も過剰投入してしまいがちであり、
調味料としての一般的な使用では考えられない
分量のグルタミン酸ナトリウムを摂取してしまう場合もある。
グルタミン酸ナトリウムのうまみは、耳かき一杯程度で十分感じることができる。
また、多量の遊離グルタミン酸を体内で処理できない
特異体質者やアレルギー・ぜんそく患者は、
摂取すると体調や症状の悪化を招く恐れがあるため、注意しなければならない。