さて鶴見医師は、アメリカのハウエル博士の唱えた「酵素栄養学」を知り、
これまでの近代栄養学や医学の根底からゆさぶるものだと直感し、
これを学ぶために渡米されます。
私も日本でハウエル博士の酵素栄養学を普及するために
多くの本を送り出しておられた鶴見医師の提唱に共鳴をしたものです。
さてハウエル博士の酵素栄養学とは何かです。
鶴見医師はコンパクトに次のようにまとめています。
1・酵素とは7つの栄養素に属さない独自の栄養素であること。
その内容は媒体的な働きでありながら
極めて重要なもので素材を組み合わせる大工さんのような存在である。
2・この酵素は一生で一定の量子しかない。
酵素が亡くなれば生命は終わりになる。
A・消化酵素
の2つである。
特に代謝酵素を酷使しると、代謝は働かず、解毒もうまくいかず、病気となる。
その結果、潜在酵素は減る。
4・では病気にならないためには、この潜在酵素を温存すればいいということになる。
5・そのために食物から酵素を摂取することに尽きる。
6・ではその酵素はどのような食物に生きた酵素が存在しているか、
それは生の酵素にある。
7・しかし、酵素には下記の条件がある。
・47度以上の過熱をすると死んでしまう。
・放射線や電磁波処理すると死んでしまう。
・食品添加物、農薬過多だと死ぬ。
・酸化したら死ぬ。
となると生ものしかダメとなる。
8・つまり桜田は「生食は悪」ではないのいだ。
生食でないと酵素が体に摂取できないのである。
9・しかも加熱食は、水溶性ビタミンを破壊する。
ゆえに生野菜、果物を摂らないと酵素を摂れず病気になる。
10・生食を摂るための根本的な食の革命が必要である。