動物性たんぱく質でも魚は、DHA、EPAなどの素晴しい栄養素があるので、
量は少なく、こまめに摂るようにしたらいいでしょう。
肉、魚、卵は少ないほどいいのです。
つまり生の野菜、くだものはたっぷり摂り、
あとの必要な栄養素は他の食物から少量で確実に摂取することが肝要です。
数ある栄養素で「たんぱく質」は昔から重要視されています。
ですから肉や魚を食べることが多くなるのですが、問題は食べ過ぎです。
動物性たんぱく質の食べ過ぎで問題となるのは、
すべて消化、吸収されないことが問題です。
たんぱく質がよいとされてきましたが、
高たんぱく質は病気になるということがわかりましたので
大きく見直されています。
その理由は、
・人間の体は、たんぱく質の貯蔵庫が少ない
・たんぱく質は消化時間がかかる
・しかもアミノ酸になってから吸収されますので、
肉や魚に含まれているたんぱく質がすべてアミノ酸には変わらないのです。
その例が肉です。
まずステーキを食べますと
1・口の中で咀嚼され、唾液と混ざり、胃の中に入ります。
2・しかし、ステーキは加熱していますので肉は消化酵素が死んでいます。
3・ゆえに事前消化がなく、胃の下部に到達します。
4・そこでようやくたんぱく質を消化するペプシンが働き、消化が始まります。
5・そして消化不利用のまま腸に運ばれていきます。
6・そこでアミノ酸分子にならず、消化不良のたんぱく質の破片(窒素残留物)が出て
7・血液の中に取り込まれて、血液を汚染させ
8・ガン、関節炎、アレルギーなどの慢性病、免疫疾患を含む様々な病気を生み出す
9・それだけではなく、消化不良のたんぱく質の破片が腸の中に長く滞在すると
他の栄養素の吸収を妨害
10・そのために有毒ガスの発生
11・腸内腐敗による病気の発生
12・病気ならなくても
体がだるい
肩こり
便秘
13・そして免疫力低下で風邪などひきやすくなる
つまり1~13で明らかなように動物性たんぱく質は
体が丈夫になるどころか病気になる原因をつくってしまうのです。