昔から風邪を引いたら卵酒をはじめ、
栄養あるものを食べて元気を出すのだと言われてきましたが、
果たしてそれは正しいのでしょうか。
体の調子が悪くて食欲がでないのには理由があります。
今、消化酵素はほしくありません」というサインを出しています。
それを栄養があるからと無理に食べると消化酵素を浪費することになるのです。
事実、消化は膨大なエネルギーが必要で、
雑食であるため人間の体は、食事の消化活動に約1600キロカロリーを費やしています。
それは体を維持するエネルギー全体の約70%に達する量です。
1600キロカロリーといえば、
フルマラソンの完走で消費するエネルギー量に相当します。
つまり、食べ物を消化する行為は、フルマラソン並みの激しい運動なのです。
ゆえに病気になった体でフルマラソンを走るのは酷な話です。
昔から病気見舞いは果物でしたが、それは消化力が落ちている時には、
消化器官になるべく負担がかからないように
酵素がたくさん入っている栄養たっぷりの果物がいいのです。
それは体調回復にいいからです。
大きな病院の近くに果物屋さん、花屋さんがおおいのもうなづけます。
では果物をどう食べるかです。
生として食べることとすりおろし、ジューサーでジュースにするなど
消化に負担が少ない方法をとるべきです。
生となれば生野菜も酵素がたくさんですが、
繊維質が多い生野菜はそのままサラダで病の体には消化負担が大きすぎます。
それではすりおろし、ジュースでは
酸化が進行してしまうので問題があるかもしれませんが、
果物はとくに酵素の薬効が高く、元気な方はスムージとして、
野菜、果物を摂取してください。
最近はスムージブームです。
しかし普段の食生活や不足している栄養素は人それぞれ、
スムージーを作る食材によって、美容や健康への影響も変わるため、
自分に合った飲み方をすることが大切です。
ミキサーを使ってスムージーを飲むメリットや飲むタイミング、
適した食材など、スムージーに関する基礎知識が必要です。
また野菜も栄養価の上昇と食物繊維確保から、野菜の煮もの、
野菜カレー、おでんなどもいいのです。
ではスムージの効能について考えましょう。