「環境」「人・社会」「地域」を意識したエシカル消費のポイント
1・環境
①生分解性のあるものを選ぶ
②オーガニックや自然由来の原材料を使用しているものを選ぶ
③動物実験を行っていないものを選ぶ
2・人・社会
①フェアトレード製品を選ぶ
②エシカル金融の利用
③障害者が製作した製品を選ぶ(寄付金付き)
3・地域
①地域の資源や水を使用したものを選ぶ
②地域産業や伝統を守っているものを選ぶ
製品のパッケージを見ただけではわからない人は、
パッケージに記載されているオーガニック認証マークやエコマーク、
国際フェアトレード認証マークなどを確認して商品を選択することで、
エシカル消費を実現していくことができます。
地域に関しては、最近では野菜などにも
実際に作った人の写真の記載があるように、
化粧品でも産地のものを使用した記載があるものを選ぶことができます。
★エシカル消費の具体事例
製品の製造から処分までの過程を考慮した「エシカル消費」には
具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
代表的なものとして、「エシカルファッション」や
「エシカル食品」というワードが挙げられます。
「エシカルファッション」とは、環境問題や労働問題、
社会問題に配慮した素材を選び、生産し、販売を行っている
ファッション業界の取り組みを指します。
具体的には、生産時の化学物質の管理、汚染削減、環境に優しい素材の使用、
リサイクルや循環アプローチを用いる、アニマルフレンドリーなど、
独自のエシカルファッション推進団体が条件を定め、実行しています。
エシカルファッションが広がることで、
衣服の素材を育てる際に使われている農薬や殺虫剤の削減や、
染色のための漂白剤の削減、ファッション製品生産に関わる
労働者の最低賃金の確保などにつながっていきます。