不足しがちな緑黄色野菜を取り入れて
多くの20〜30代女性は緑黄色野菜が足りていないと言われています。
中でも小松菜、人参はアクが少なく、他の食材との相性もいいので、
スムージーとして取り入れやすいでしょう。
ほうれん草やケールなどの苦味が気になる……という方は、
ヨーグルトなどの乳製品や果物と合わせることで飲みやすくなります。
夜にスムージーを摂取する場合は、糖質の多いバナナではなく
りんごを選ぶと良いでしょう。
豆乳を加えることで美容への効果が期待できる
豆乳にはカルシウムやタンパク質が多く含まれています。
スムージーには牛乳も合いますが、乳脂肪分が多く入っているため、
ダイエットをしている方には乳脂肪の多い牛乳よりも豆乳の方がおすすめです。
さらに豆乳にはビタミンや女性ホルモンの代わりをしてくれる
イソフラボンが含まれています。
美肌にはもちろん、更年期障害の緩和や
血管を健康に保ってくれる効果が期待できます。
調整豆乳の場合は糖分が入っていることが多いので、
できれば無調整豆乳を選びましょう。
自分に足りない栄養素や目的を踏まえてアレンジするのがコツ!
普段の食生活で不足しがちな栄養素は人それぞれです。
自分のお悩みや目的に合わせてスムージーをアレンジしてみましょう。
例えば、便秘解消や抗酸化作用に効果的な組み合わせは以下の通りです。
◎便秘解消
水溶性・不溶性食物繊維(りんご、アボカド)×乳酸菌(ヨーグルト)×オリゴ糖(はちみつ)
便秘改善の3大栄養素は、食物繊維、乳酸菌、オリゴ糖と言われています。
食物繊維の摂取には水溶性と不溶性の両方が含まれている
りんごやアボカドがおすすめです。
◎抗酸化作用
ビタミンC(キウイ、いちご、オレンジ、グレープフルーツ、パセリ)
×ビタミンE(アボカド、アーモンド)
体の細胞は活性酸素が作られ、酸化することで様々な弊害をもたらします。
例えば皮膚の細胞が酸化すると、シミやシワが増え、老化の一因に。
そこで抗酸化作用のある栄養素を摂取することで細胞の酸化を防ぎ、
若々しく健康な状態と保つことができます。
ビタミンEは酸化しやすいため、ビタミンCと一緒に摂ることで
抗酸化作用が高まります。
スムージーは市販のものもありますが、糖質や脂質、保存料が多く含まれていたり、
食物繊維が漉されて少なくなっていたりするものも多くあります。
ミキサーを使って自分で作ったスムージーの方が栄養素を余すことなく
効率的に摂取できるでしょう。
自分の食生活を振り返りながら、
不足しているものを取り入れるなど自分なりにアレンジしてみてください。