朝食を食べないと力が出ない理由は先回に書きましたが、
テレビで朝食を食べようキャンペーンでは、
朝食を抜くと絶対に力が出ないとしきりに具体例を出していましたが、
朝食抜きは適応するのに多少時間がかかるのです。
深夜までテレビゲームをしていた学生が朝寝坊して、朝食を食べずに学校に行き、
運動したら途中でくたばることをとりあげて朝食をたべないとこうなるという
ケースをクローズアップしているのです。
しかし、時間をかけて朝食を抜く習慣を身に着けたらむしろ体調も良くなり、
肉体労働も平気なのです。
その証明は72歳の私自身が証明しています。
そしてこの朝食抜きに適応できる体になれば、その次は昼を抜いて、
夕食だけにする1日1食に移行していきます。
ただし注意しなければならないのは、その1食をドカ食いするのは厳禁です。
1日1食の場合、1000カロリー前後であることは必須です。
3日前に1日1200㌍の少食メニューを紹介しましたが、
1食の場合はそれを1回に置き換える
1・朝食、昼食を抜く
朝昼は、生野菜汁 1合づつ
2・夕食
玄米飯・150g
おかず 豆腐1丁
生野菜汁 1合
魚 150g 1皿
味噌汁 1杯(ワカメ、カボチャ、麩)
リンゴ小1個
まずこれで慣れるまで続けることです。
これを急に上記のようなメニューにしないことです。
なぜなら胃腸の吸収力がないので衰弱してしまい、
とても肉体労働どころではありません。
私の経験では、慣れるのに3ヶ月かかりましたので、藤樹の宿に来られる方は、
その期間を体質改善期間と名付けて3ヶ月間、
辛抱して続けるようにアドバイスしています。
いずれにしてもこの期間は忍耐を要しますので、
楽に1食を日常化することはできません。
もし短期間で行うのなら命取りになるので、止めていただきたいものです。
1日1歩、じっくり3ヶ月をめざして備えてください。
藤樹の宿で私のアドバイスのように実行された方は、必ず目標を達成しておられます。
藤樹の宿で3ヶ月でダイエット目標の方では最高、25kgを達成された方は、
まさに毎日が大きな戦いであったといいます。
なぜならその方は飲食店を経営されておられますので、
試食、料理など否が応でも食べることをしなければならないからです。
しかし、1食で超少食を貫徹されました。
では1食にする場合、朝、昼、夕のどの時間帯がいいのかです。