玄米はどうして身体にいいのか。「玄米は身体にいい」
ということはなんとなく知っているけれど、
どうして身体にいいのか、あらためて聞かれるとよくわからない人も多いのでは。
そこで、医学的・栄養学的なデータに基づいて、
玄米食がよい理由をまとめました。
1.食物繊維の不足を補える
日本人の1日あたりの食物繊維の目標量は、男性20g以上、
女性18g以上が設定されていますが、目標量を下回っているのが現状です。
また、健康予防の観点から考えると、
成人では食物繊維を1日24g以上(できれば1,000kcalあたり14g)
とるのが理想とされています。
1日3回のごはんを白米から玄米に変えるだけで、
プラス5gの食物繊維をとることができます。
※白米ごはん150g×3杯と玄米ごはん150g×3杯に含まれる食物繊維の量を比較(白米:1.35g、玄米:6.3g)、食物繊維はプロスキー変法の分析値を使用
2.ビタミン・ミネラルを補える、野菜不足の方にも最適
現代の日本人は、美容・健康に必要な栄養素である
ビタミンやミネラルが不足気味。玄米には、ビタミンE、ビタミンB群、鉄、
ビタミン・ミネラルが含まれます。玄米に白米から変えるだけで、
不足しがちなこれらの栄養素を補うことができます。
3.体重管理に役立つ
脂肪が気になる男性30人が2ヵ月間玄米食を続けた結果、
玄米食が体重管理に役立つというデータを、
4.糖の吸収が白米より穏やか
糖の吸収が白米より穏やか
玄米は白米よりも糖の吸収が穏やかです。
白米82.5に対して、玄米は58.7です。
また、白米食をしたグループと玄米食をしたグループを比較すると、
玄米食をしたグループのほうが、健康状態がよいというデータも発表されています。
5.脂肪の多い食事を欲しなくなる
琉球大学医学部の研究によると、玄米に含まれるγ-オリザノールの働きによって、
脂肪の多い食事を欲しなくなることが分かりました。
6.世界の研究者、医師も注目する健康成分を含む
最近では、日本だけでなくアメリカ等の大学でも、
玄米の健康成分[フェルラ酸、IP6(フィチン酸)、GABAなど]が研究され、
研究結果は多くの学術論文としても発表されています。
7.美容に役立つ成分を含む
美容に役立つビタミンB6、ビタミンE、フェルラ酸などの成分が、
玄米には含まれています。モデルなど美容に気をつけている方々は、
白米などの精白した穀物を食べず、
玄米などの未精白穀物を常食している方も多いようです。
(株式会社玄米酵素のサイトから引用)