1日1食断食の次に甲田医師は、1日断食を提唱しています。
その理由は、1日1食断食が食欲に負けて継続でず、
ついつい食べ過ぎてしますことが起こるからです。
こうしたついつい誘惑に負けてということがあるのが人間の常といえましょう。
友人に誘われて会食に行き、食べ過ぎた。
親戚からもらったお菓子を食べ過ぎたなど
切りがないほど食の誘惑はあるものです。
これを繰り返していたら当然、胃腸の負担は大きくなりますので、
処理しきれず、食事は腸管内に滞留し、
腐敗していきますから宿便は溜まります。
ゆえに掃除が必要となります。
これを掃除もせず放置すれば、
風邪をひきやすいとか疲れやすいということになっていきます。
その掃除、つまり体のリセットのために1日断食をすることを
甲田医師は提唱されています。
ただし、上記のような状態が続いた場合です。
その場合は1ヶ月で2回の1日断食をするとよいといいます。
たとえば第一、第三同曜日を断食日とします。
その方法は
1・普段通りの食事で土曜日の1日を断食日とする。
2・その時は水とお茶だけの本断食とする
しかし、甲田医師は、これでは実行する人がいないので
下記の方法を提唱しています。
1・寒天断食
2・スマシ断食
3・オモユ断食
4・果汁断食
5・青汁断食
しかし、私もこの30年の断食指導の経験から、
上記の方法はできますが、いささか賛同できかねます。
ゆえに藤樹の宿では
1・毎日、超少食ファスティングを実践する。
2・上記のような食べ過ぎた場合、その直後に1日断食を実行する。
ただし丸1日ではなく、半日でもよい。