150歳まで元気に生きれると提唱者のハウエル博士は言います。
日本も平均寿命は世界トップレベルですが、健康寿命はそうではありません。
寝たきり、痴ほうが多いということです。
便秘などさまざまな症状に悩まされて、不調を覚える方が大半なのです。
どの世代も健康への関心が高いにも関わらず、どうしてこうなったのか、
病気や不調になる原因の大半は日々の食にあるのです。
まさにマクガンバンレポートで指摘されているように「食源病」です。
日本での食生活の基準は、1965年頃作成された栄養学(注・01)の理論で
成人男性は1日30品目、3食しっかり食べますと2100㎉となります。
これを本当に食べたらあきらかに食べ過ぎとなります。
健康のために腹八分にしても食べ過ぎです。
そしてこの食べ過ぎで体は不調となり、
消化されなかったたんぱく質のカスが腸内に蓄積し、宿便となります。
このことは甲田医師が詳しく書いた本がたくさんあります。
さてこのような消化不良を解消するには、朝食を抜くことです。
それは酵素を無駄遣いしないからです。
そして酵素を増やすことになります。
その仕組みは下記の通りです。
酵素は加齢とともに減っていきます。
それゆえに無駄遣いしないこと、増やすことを意識的にすれば健康を維持し、
長寿となります。
その鍵は朝食なのです。
朝は人間の生理リズムは排泄の時間であり、
前日まで溜まった老廃物を積極的にカラダから外に出す時間です。
また胃も腸も目覚めてはいません。
そこに食事をとると内臓に大きな負担をかけることになります。
その結果、消化不良となります。
朝食は健康の鍵を握る酵素の無駄遣いになり、
体に大きな負担になります。
日本は対処療法医学のために不調や病気が表れてから医師にかかりますが、
それでは手遅れです。
不調、病気はすぐ起こるものではありません。
毎日の生活に要因はあります。そして最大要因は、酵素不足なのです。
そのためにせめて朝食抜くことが
いかに重要なことかをこれから考察していきましょう。
栄養学(注・01)
栄養にかかわるあらゆる領域の科学の総称.例えば,栄養素の代謝の分子生物学から,ヒトや動物の栄養素のとり方の調査に基づいてその理論を導く学,栄養素の不足によって起こる疾病の学など。