では船瀬さんの続きにいきますが、牛乳の問題だけではなく、
唐揚げにも問題が大ありです。
その著作「フライドチキンの呪い」でいくつかの警告をあげておられます。
1・フライドチキンで早死にする
2・フレンチフライ週2個つまむと死亡率は2倍になる
3・市販サラダ油は絶対に使用するな、早死にするからだ
4・コーヒーにも発がん警告
前回の牛乳は戦後日本の洗脳教育でがぶ飲みする若者が多く、
私も水代りに飲んでいる青年を何度も見たことがあります。
そしてアスリートでも肉を食べるのは当然、筋肉マンばかりの話題です。
教育、マスメディアなどの洗脳で食習慣に
完全にマインドコントロールされてしまった結果です。
特にコロナ禍前後から、唐揚げ大ブームが起こりました。
日本唐揚協会の調査によると、
2021年4月時点での全国の唐揚げ専門店の数は推定3123店舗にも上るといいます。
これは2018年の1408店舗と比較すると、3年で約2.2倍まで増えています。
また、2020年の時点では2445店舗であったことから、
1年で27.7%も伸びたということになります。
この数値を見ても、新型コロナウイルスの発生当初にとどまらず、
唐揚げブームはいまだ健在で、着実に拡大しています。
2020年にニチレイフーズが行った「好きなおかずランキング」によりますと、
焼き肉やギョーザなどの人気具材を破って、唐揚げが堂々1位に輝いています。
また、同調査によると、
全体の約80%が月に1回以上のペースで唐揚げを食べています。
年間の唐揚げ総消費量は400億個にも上る(推計値)。
さらに、コロナ渦の影響を受けても前年比167%見込みと急成長です。
フライドチキンを1日1個以上食べると死亡リスクは
13%上昇というニュースが2019年1月に世界中に発信されました。
これはイギリスの医学会雑誌に記載されたものです。
調査対象者は10万人で調査期間は5年間、
食生活の徹底調査で1993.年から18年の追跡調査なのですが、
ここまでフライドフードの健康調査は世界で始めてだということです。
この研究指導は米国アイオア大ウェイ・パオ教授でした。
それはアメリカ人はファーストフードが大好きで
アメリカ人に今日食べたものと尋ねると
1/3の方がファーストフードでしかもフライドチキンは
ハンバーガーと同じ人気です。
そして同じくフライドポテトもいっしょに食べます。
この研究チームが報告したのは、
「フライドチキン1日ワンピース以上で死亡理乙は13%悪化する」でした。
つまりフライドチキン大好きな方は80歳が平均寿命とすれば、
70歳で死ぬということを意味します。
それは唐揚げも同じです。
年間の唐揚げ総消費量は400億個なので年平均240個以上を食べているとすれば、
この調査結果はかなり大きな問題なのです。