玄米食の欠点
1・噛めない
精米されていない状態の玄米は、ぬか層に覆われています。
その表面は防水性が高いため、白米と同じように炊くと硬い仕上がりになり、
食べにくさの原因になります。
そのため、玄米の炊飯時は、しっかり浸水し、十分に給水させてから、
柔らかく炊き上げる必要があります。
炊飯にコツがいるのも、消化に悪いと言われる原因のひとつと考えられます。
また、玄米には、白米に比べて食物繊維が約6倍も多く含まれています。
食物繊維はそもそも、
「人の消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体」と定義されている
栄養素で、消化されるものではありません。
しかし、腸内環境を整えたり、コレステロール値を低下させるなど、
身体にとってメリットが大きいので、第6の栄養素とも呼ばれ、
積極的な摂取が勧められています。
胃腸の弱っている時などは、食物繊維を摂りすぎると、
調子が悪くなることもあります。
また、玄米が消化に悪いと言われる大きな原因の一つは、
「しっかり噛めていない」ことです。
現代人は、やわらかいものを早く食べることに慣れてしまっているため、
よく噛まずに食べると、いわゆる消化不良になりやすく、
せっかく豊富に含まれる栄養素も十分に吸収することができません。
ではなぜ嚙めないのかの理由は
・日本人の顎のつくりではよく噛めないか、
噛んでもうまく咀嚼して否可能性が高いことです。
よく噛めないことが多いのです。
・胃腸機能がかなり低下しているので消化不良となります。
ではなぜ日本人の顎がここまで退化しているのかです。