私たちが日々口にする食べ物ですが、
中には認知症の発症リスクを高めているものもあります。
では、どのような理由で危険につながるのでしょうか?
認知症になりやすい食べ物について、成分や摂取量の観点から説明していきます。
1・赤身肉
赤身肉の食べ過ぎは、高血圧を引き起こし脳にダメージを与えるとされています。
高血圧を放置するとアミロイドβという特殊なタンパク質が溜まりやすくなります。
アミロイドβは、アルツハイマー型認知症の主要原因の一つです。
また、赤身肉鉄分が身体を糖化させるとも考えられます。
糖化は「身体のサビ」とも言われ、老化の原因にもなります。
しかし、赤身肉にはビタミンBやミネラルも豊富なため、
週に500グラムを目安に摂取することがおすすめです。
2・マーガリン・ラード
血中のLDLコレステロールを増やし動脈硬化を引き起こします。
動脈硬化が起きると、脳へのダメージも起きやすいです。
マーガリンやラードは市販の総菜やファーストフードなど、
さまざまな製品に含まれています。
過剰摂取しないよう意識することが大切です。
3・菓子パン
菓子パンにはマーガリンなどのトランス脂肪酸が多く含まれています。
また、砂糖や小麦が腸内の悪玉菌を増やし、
毎朝菓子パンを食べる習慣がある方は、
食生活の見直しを検討するといいかもしれません。
4・過度な飲酒
過度な飲酒は脳の萎縮を引き起こすリスクがあります。
先述したように、認知症は脳の萎縮が原因となって引き起こされます。
最近の調査でも、飲酒量と脳の萎縮率は比例することがわかりました。
つまり、飲酒量が増えるほど脳が萎縮するということです。
加齢とともに低下する記憶力や学習能力を、アルコールが加速させることが原因です。
逆に言えば、過度の飲酒を控えると脳の萎縮を改善させることも期待できます。
心当たりのある方は、少しずつ飲酒量を制限してみてください。
(健達ネットから)